こんにちは!SKALE Networkの共同創業者、Jack O’Holleranです。今私たちはブロックチェーンテクノロジーとWeb3活用の歴史における大変エキサイティングな時代に生きています。つい最近までブロックチェーンは取引速度が遅く、手数料が高く、使いにくいものでした。そのため、人々がせっかく試してみようとしても良い経験にはつながっていません。ところが技術が進歩し、SKALEのような新たなブロックチェーンプロジェクトが従来のアプローチを一気に追い越していく中で、そうした現状が急速に変化しつつあります。SKALEは高速で使いやすく、しかも無料で利用できるというユーザー体験を作り出すことによって、問題含みだったこれまでのユーザー体験を修正するために設計されました。何よりも、この先数限りないSKALEブロックチェーンの連鎖による無限の成長が期待されているのです。

この飛躍的前進をよりよく理解するため、まずはブロックチェーンテクノロジーの歴史を振り返ってみる必要があります。

ブロックチェーンは、ビジネスの分散化と民主化のための新たなビジネスモデルの運用を可能にし、消費者が主導権を取り戻すことができます。ブロックチェーンはある単純な発想から生まれました。個人や少人数のグループによってコントロールされることのないデジタルマネー、という発想です。このカテゴリーで最初に大きな成功を収めたのがビットコインでした。ビットコインは単純なアプローチながらも、デジタルマネーの草分けとなり、未来にむけた期待の星となっています。

ビットコインはさらにイノベーションの次世代、つまり分散コンピューティングへの扉をあけました。分散コンピューティングによって、売り買いを単に検証して記録するのではなく、アプリケーションをブロックチェーン上で使うことができるようになり、ユースケースがデジタルマネーを遥かに上回るほど大幅に増大します。イーサリアムはこのテクノロジーによる最初の大型プラットフォームで、DeFi、ゲーミング、Web3の全てにわたってアプリケーションをブロックチェーンで使えるようにしました。

イーサリアムは安全かつ画期的なものである一方で、 残念ながらユーザーが増えすぎると取引速度が遅くなり、手数料も高くなります。こうした短所に乗じて、イーサリアムに取って代わろとする「イーサリアム・キラー」たちの時代が到来しました。これらの新興テクノロジーの進出によって、あらゆる分散型アプリケーションが利用可能となった一方で、依然として高い手数料、取引速度、使い勝手などの問題が残っており、一般消費者による利用を妨げています。

つまり、ブロックチェーンテクノロジーは一枚岩的な「イーサリアム・キラー(ETHキラー)」たちによって進歩したものの、いまなお規模の拡張や使い勝手に関する問題にを抱えているわけです。 これらの問題を解決するには、より迅速にコンセンサスをとりつけるだけでは不十分なのです。

SKALEはこれらの諸問題を研究し、それらを解決するには従来のアプローチを大幅に超越する必要があることに気づきました。というわけでイーサリアムベースのEVMマルチチェーンネットワーク第1号を立ち上げたのです。ETHキラーと同じように、SKALEは非常に高速で画期的なコンセンサス・アルゴリズムを有していますが、中でも最も優れたイノベーションはネットワーク・アーキテクチャです。これは3つの主なイノベーションに分けることができます。

1 - SKALEはイーサリアムと並行して構築された「初の」ブロックチェーンネットワークです。SKALE Networkの半分はイーサリアムベースの機械で稼働し、残り半分はSKALEベースの機械で稼働しています。この設計はイーサリアムのセキュリティ機能とSKALEの強みである速度とを併せ持っています。イーサリアムからセキュリティ機能の利点を取り入れると同時に、イーサリアムへは手数料や機能性における利点をもたらしています。また、トラフィックを横取りするのではなく、ネットワークへ手数料を支払うことによってイーサリアムコミュニティとの強力な結びつきを築いています。

2 - SKALEは 「初の」イーサリアム・マルチチェーン・ブロックチェーン・ネットワークです。つまり、SKALEは一つの一枚岩的なブロックチェーンではなく、多数のブロックチェーンから構成されており、 それぞれのアプリケーションが個別のSKALEチェーンを持つことになるのです。この設計の素晴らしい点は、セキュリティを損なうことなく速度、敏捷性、許容量がすべて達成されることです。チェーンがネットワークに加えられるたびに許容量が増大すると同時に、他のすべてのチェーンと一体となってセキュリティ機能を共同提供するのです。

3 - SKALEは需要に応えるために指数関数的に拡大する能力をもちます。チェーンに対する需要が増大してネットワークに負担がかかりすぎると、SKALEは効果的に「特需型値上げ」モードに入り、新たなチェーンの手数料を値上げします。この機能によって、バリデータ演算子が(需要に応じるために)多くのノードを新たに作り出し、供給を増やすことによって価格を下げるのです。

ではここで、ブロックチェーンの話ではなく、交通の話をしているとしましょう。このアナロジーでは、イーサリアムは渋滞している高速幹線道路で、車線数を増やす能力を持つとします。ETHキラーたちは、より高品質のコンクリートでできた、車線数の多い新たな高速道路ですが、彼らは作れる車線数に上限が定められているとします。この例の中のSKALEは、最高品質のコンクリートでできている高速道路ではありませんが、すべてのアプリケーション(車)にそれぞれ一つずつの車線を与え、車は他の車を気にせずにどんなスピードででも走ることができます。場合によっては何十万という車線となることもあります。新たな車線を作り出すことができるというSKALEの能力は、比類無い許容量と情報量を生み出すことができるのです。

SKALEは、膨大な数の車線を持つネットワークの歴史において非常にエキサイティングなタイミングに出現しました。 現在SKALEの生態系の中で6つのEVMブロックチェーンが運用されており、今後新たな分散型アプリケーションが加わるたびに増えていきます。来月にはSKALEのバージョン2(SKALEVerseとも呼ばれています)が立ち上がります。この新たなバージョンには、ブロックチェーンによる結合された宇宙という概念が加えられており、その宇宙空間ではSKALEのハブや分散型アプリケーションのチェーンのすべてがリアルタイムで通信し合い、結びつくことができます。このリリースについての詳細はちらをお読みください。

SKALEのイノベータープログラムには既に100を超える申し込みがあり、その全てが、バージョン2の立ち上げのための構造の最終仕上げにおける様々な段階にあります。ブロックチェーンのコンピューティング技術は次なる段階に入っています。SKALE Networkはイーサリアムとブロックチェーンを全世界でさらに10億人の消費者にお届けする計画です。